空撮:ロナール・クレーター(インド)

ロナール・クレーター。 撮影:2019年3月6日,NH0829機上より。
NRT(新東京国際空港)⇒ BOM(チャトラパティ・シヴァージー国際空港)。(画像全て)。
直径約1.8kmの衝突クレーター。 中に,塩水のクレーター湖ができているのが特長である。
およそ5万2千年前の更新世に,隕石あるいは彗星が衝突してできた。
しかし,長い間火山の火口と言われてきたが,玄武岩でできているデカン高原の真っ只中にあるため,不思議がられてきたという経緯があるそうだ。
全世界で5番目名大きなクレーターで,中にある塩湖のサイズでは3番目とのことである。
注 搭乗したのはB-787である。同機の窓には,遮光用電子カーテンが使われているため,位置や角度によって色合いが微妙に変化するのが欠点である。

クレーターを南方上空から撮影。左下(北東方向)にあるのがロナールという町。

基盤が玄武岩のため水を通さないので,雨水が溜まって塩湖となったらしい。 岸辺が白いのはそのせいだという。 玄武岩の中にも塩があるのだね。
写ってはいないが,クレーターの中には5つのヒンズー教の寺院と一つのモスクが建てられている。
2019年3月14日整理