クッチャロ湖まで白鳥に逢いに行った のだ
白鳥も平穏ではないのだ

人の嫁さんを横取りしようとして「現夫」に怒られているはぐれ雄の白鳥,だと思うのだが,・・・・。 
(左奥)奥さん,多分。  (中奥)怒っている旦那さん,多分。 (中手前)ちょっかいを出したはぐれ雄,多分。

「はぐれオスを見事撃退した」と言う,一件落着の顛末でした。 白鳥の世界も,結構大変なのね。
家族そろっての到着なのだ

これは多分,つがいの白鳥で,ダンスをしているところから,シベリアから到着したのだろう,と勝手に想像している。
GPSが装着されているので,「Swan Eyes」を調べたが登録されていなかった。 ちなみに首輪にはNo.49の番号のあるコハクチョウだった。

成鳥の「コハクチョウ」が三羽。 真ん中のは去年生まれた子供のような気がするが,自信は無い。

左端は今年(2024年)の7月頃に生まれたヒナと思われる。 ただし,シベリア生まれか,留鳥となった親から生まれたのかはわからない。

器用に旋回するものだなぁ。
まもなく日没,そろそろ塒に戻るころあい

10月末の日没は午後4時10分頃。 そろそろ塒に帰る時刻なのだ。

離水前の助走ではなく,水浴びをしているような感じだった。

白鳥(コハクチョウやオオハクチョウ)は,体が重いので,離水するまでにはかなりの助走が必要なのだ。
また,大きな水かきがついているため,助走にあたってはかなりの水音を立てるので,こちらが素早く対応すれば何とか撮影に間に合うのだった。

このコハクチョウたちは,この近くでねむるらしい。 暗くなるまで,この辺りで泳いでいたのだった。

陽が沈んでから,やっと飛び立つ夫婦もいるのだ。  暗くて,追いかけるのが大変なのだから,もっと明るいうちに帰ってくれ!
クッチャロ湖アラカルト

これはクッチャロ湖には珍しい「オオハクチョウ」の親子。 この母親(多分)は実に4羽の子供を連れていたのだ。
それにしても,7月にシベリアの北極圏で生まれ,生後約3ヶ月でクッチャロ湖まで飛んでくるのには驚かされる。

どこの機関が装着しているのかわからないが,何れもGPSと送信機を装着させられている3羽のコハクチョウ。

後の建物は「水鳥観察館」。 その職員が決まった時刻に白鳥にパンをあげているが,このように,カモメに横取りされることも多いのだ。

飛翔する「オナガガモ(多分)」。 水面には数万羽のカモ類が羽を休めているが,遠すぎて種類の特定はできなかった。
最終編集:2024年12月03日