第50回 野毛大道芸（2025） 瞥見記なのだ

パフォーマー ： めりこ
「第50回 野毛大道芸（2025）」の公式パンフレットでは，「日本初のストリートポールダンサー」と記載されている。 白と赤黒のランタンが，「私の芸のモチーフなの」と聞いた気がするが，雑踏の中の一瞬であったので，聞き間違いかも知れない。 白と赤黒とは，演技が二部制であることを意味している。 それで，すごかったのは妖艶な赤黒。 色の持つイメージ通りだったのだ。
第一部が始まった。 ランタンをもったままだったが，ポール上の白布を解くや，上に飛び上がって旋回を開始した。 足先が延びていることに感心。
これだけで，ずりおちないものだと，感心してしまった。 隠された筋力は，どれほどだろうか。
第二部が始まったようだ。 赤黒のランタンと真っ赤なバラ。 清純な白を脱ぎ捨てると，ウーム，見事な筋肉美だった。
ーツを履いているので後半なのだが，最高のショーはこの回転技にあったので，まず登場させたのだ。
第二部の前半。 筋肉と無関節。日頃の鍛錬がものを言っている。 普通人にはできない仕業なのだった。

パフォーマー ： 張海輪中国雑技団
日本で20年以上も活動している雑技団。 メンバーは10人以上在籍しているようだが，演技時間の関係でこの日は4人だった。 ただ，風が強かったので，椅子を積み重ねる演技は中止となり，結局20分余りを3人で演技してくれたのだった。
座長らしきパフォーマーの「変面技」。 全部で5つのお面に変化した。 左は，入場時で次は青面，後は順不同。
左は，猿か日本でいう鬼か。 右は，どう見ても孫悟空だなぁ。 パラソルは，マジックでマントから突然出したもの。
この二人は兄弟だと聞いたが，雑音が多いので自信はない。 左は，下に横たわる兄貴の腕の先に弟が逆立ちしているところ，右は兄貴の頭上に弟の頭が。 弟の左手と左足には，輪が無い。 風で飛んで行ってしまったので，この直後やり直して成功した。
弟の高所演技。 少なくても5m位はあるよなぁ。 左の人は，中止になった「椅子芸」のパフォーマーで，右端のひとは「変面」のパフォーマー。 兄貴もいるけど，わかるよね。

パフォーマー ： アスタリスクノヴァ
男女二人の「アクロバット」。 高さ3m近くの平均台でのバックテン。 無事成功だった。 キモは横風，強くなくてよかったね。
雑技団と同じような高所演技。 支持棒の段数に注意。 右は，5m位になっているようだ。

パフォーマー ： りずむらいす
一つ前の演技が終わったら，直ちに最前列に行かねばならない。 始まってからは，こうなってしまうのだ。
ウーム，どこにも隙間が無いなぁ。 最近，パフォーマーではない観客の顔画像を，本人の許可なしでは公開できなくなった。

パフォーマー ： クラウンジュカ
「クラウン」とは，「派手な衣装をまとい，コミカルな動きで人々を笑わせるパフォーマー（芸人）」のこと，とされているそうだ。 かつらはともかく，顔のメイクは大変だろうなぁ。 真夏は，汗を出せないので死ぬぜ，ホンマ。

パフォーマー ： いぶし銀ズ
真ん中で女の子に風船を付けている人は「ヘルシー松田（多分）」，高足さんは「ヴィザン・林」，山高帽が「ケチャップリンたび彦」というらしい。 右のトランペットおじさんは「タカパーチ」と言って，第50回 野毛大道芸（2025）の「パンフレット」の表紙や「Tシャツ」のロゴになるほどの有名人。

最終編集：2024年05月01日