知床半島 羅臼沖でマッコウクジラを見たのだ
撮影:2023年9月 
知床半島の羅臼港から出港した「イルカ・クジラ・ウォッチングクルーズ」の船上で撮影した写真なのだ。
午前8時30分発の便に乗り,出航後30分ほどでマッコウクジラに遭遇した。ガイドの一人が水中マイクを垂らし,マッコウクジラのエコーを捉えたのだった。
この日は,比較的晴れていて国後方面の視界も良く,絶好の観察日和であった。
個体その1

知床半島をバックにして,北から南に向かって悠々と泳ぐマッコウクジラの雄。 ここにいるのは全部雄なのだそうだ。
マッコウクジラの鼻は頭の先にあって,息は斜め前に吐くのだと言う。泳ぐ方向が判るらしい。

いよいよ潜水だ。 40分間から60分間も潜れるとのこと。 数千メートルも下で食事するのだから,当然と言えば当然だけど,ちょっと驚き。
個体その2

国後島から知床半島に向かって泳ぐマッコウクジラ。 このオスは,あっという間に姿を消してしまった。
個体その3

国後島に向かって泳ぐオス。 船長の話だと,多分ロシアの領海だろう,だって。 かなり際どいところまで来ていたのだった。