首里儀保町4丁目:タカラグチヒージャー(宝口樋川:ジブガヒージャー)

真嘉比川の川岸に湧きだしているヒージャー。 遺構がきちんと残っている,数少ない井泉です。 撮影:2018年5月。

現在も,毎分1~2リットル程度の水が湧き出しています。 まさに「樋」から水が湧いています。

左が再建された「宝樋」の碑。

案内板のあたりから,上流側(儀保交差点の方向)を撮影。

ヒージャーそばの真嘉比川には,滝があります。 水がきれいだった頃は,夕涼みなどで賑わったことでしょう。
下流側に多段式の水槽や,水樋が設置されているなど,このヒージャーの構造は,かつて大量の湧水があったことを物語っています。
道路整備や住宅地などの開発が進み,自然の地表面積が少なくなったこともあって,どこの井泉の水も涸れる傾向にありますが,自分が観察した井泉の中では,上位の水量を誇っているように思います。
 記:2018年5月