ハワイ島 マウナ・ロア火山の溶岩 |
撮影:撮影:2017年6月(全て) |
サドルロードを東に向かい,分水嶺近くの噴石丘を躱すと,黒い大地が目に飛び込んで来る |
ハワイ州道200号線は,旧名が「サドルロード」と呼ばれていたが,2013年より「ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイ」と改称された(ホノルル空港と同じ)。 カイルア・コナから190号線を北に向かい,州立公園を越えてしばらく行くとT字路が現れる。 ここを右折すると「DKI-Highway」となるのだ。 更に進み,陸軍基地を越えて緩やかな下りに差し掛かると,前方右に黒々とした溶岩大地が広がる。 これが,マウナ・ロア山から流れ出た玄武岩溶岩 [Qk5-kau Basalt, lava flow]である。 文献によると,最も新しい溶岩は1935年とあるから,地質年代的にはちょっと前ではないか。 |
1935年に流れ出したという玄武岩溶岩。 ハワイ語で「Pa'hoehoe」と言う。 |
サドルロード脇の路側帯に停車。 時間は僅か10分ほどなので,周囲の写真を撮影するので精一杯だった。 |
先ほど通過してきたマウナ・ケア時代の噴石丘。 阿蘇山の草千里を思い出すなぁ。 |
草地の部分はマウナ・ケア火山の溶岩流で,手前の部分がマウナ・ロア火山の溶岩流。 時代が違うので,植生も大きく異なるなぁ。 |
最終編集:2021年08月08日 |