南インド事情:ここがインド最南端のコモリン岬 なのだ
撮影:2018年11月28日 

コモリン岬近くの商店。 アイスクリームの看板を出している食料品店。
インド亜大陸でもっとも南の「コモリン岬」。 1度は行ってみたいところだった。
ヒンズー教の聖地の一つということで,夥しいインドの人たちが集まっていた。
観光のシーズンオフなのか他国人は数えるほどしかおらず,その点では静かだった。
また,物売りの人たちは結構多かったが,まとわりついてくる者は少なく,追い払うことも無かったのだ。

バスを降りて岬に向かう途中。 土産物屋で一杯。 この先のゲートの手前を右折して岬に向かった。

自動パノラマ写真。手持ちなので,揺れてしまっている。 それはさておき,ベンガル湾方面の全てを撮影。
右側にある紅白の壁は,結構有名なヒンズー教のお寺なのだ。 男だけ,それも上半身裸で入ること,が掟らしい。

ヒンズー教のお寺の外壁沿いには,おびただしい露天商(香具師)の人々。 全て,観光客が相手だという。

日本人の観光客に人気の香具師は,・・・・。

オームの占い師だった。 日本でも文鳥を使った占いがあったが,あれと同じだね。

商売に疲れたのか寝ている人もいる。 そろそろ日没だものね。

で,この先がコモリン岬。大勢の人が集まっているようだった。

右側の柱だけの建物の少し先がコモリン岬だった。 インド亜大陸の最南端である。
最初,正面の丸い岩が最南端かと思ったが,残念ながら「島」なのであった。

11月も末だというのに,海に入っている人がいた。 が,実は沐浴だという。 なるほど。

コモリン岬というとこの二つの小島が有名。 左は「Vivekananda Rock Memorial」という施設で,右は偉大な詩人だという。

岩の上で悟りを得たと言われる「Vivekananda 」を記念する博物館。ドーム屋根から,イスラム教の寺院を連想するなぁ。
 連絡船に乗る時間は無かったが,まぁ行かなくても,・・・・。

巨大な「Thiruvalluvar Statue(像)」。タミール人の詩人で哲学者だという。それにしてもでかい。

(左)2008年12月26日日に発生したスマトラ島沖地震による津波の犠牲者を弔う碑。 カーニャクマリでは542名の死者が出たとのこと。
(右)コモリン岬を守る?ヒンズー教寺院。 外壁が紅白に塗られているお寺なのだ。
最終編集:2021年08月08日